話題のHGP育毛剤その効果に根拠はあるか!?

話題のHGP育毛剤その効果に根拠はあるか!?

バイオベンチャー企業の「ファーマフーズ」が育毛剤「ニューモ」という新商品をリリースしました。

このファーマフーズは、「卵」の研究で数々の特許を取得している企業で、2015年に卵から分離した「HGP」という新成分で話題になりました。

このHGPは今まで「サプリ」の商品しか発売されていなかったのですが、今回はじめて頭皮に直接つける「育毛剤」が、HGPの開発元から発売されたとのこと。

これは気になったので、その効果を検証してみたいと思います!

育毛成分HGPとは?

まず、HGPについて簡単におさらいしておきます。
HGPとは「Hair Growth Peptide」の略で、育毛ペプチド、卵黄ペプチドなどと呼ばれています。

ペプチドというのは、アミノ酸がいくつか連結した物質のこと。
卵黄ペプチドの名の通り、卵の黄身から開発された成分です。

卵といえば、ニワトリの卵は産み落とされてからわずか21日でヒヨコになります。

人間の赤ちゃんは丸裸ですが、ヒヨコは生まれたときからフサフサの毛で覆われていますよね。
これは、卵黄に含まれる超強力な育毛因子の働きによるものであり、その分離に成功したのが「HGP」です。

HGPは、ファーマフーズが2015年に開発し、特許を出願しています。
当時から「製品として市場に出回るのは2~3年後」と言われており、最近になってHGPを使用した育毛サプリがいくつか発売されています。

そんな中で、そのHGPを直接頭皮に塗布する「育毛剤」としてニューモが発売されました!

HGP育毛サプリの実験

HGP育毛剤ニューモは、最近の商品過ぎて効果の口コミがあまり見られません。
育毛剤というのは半年くらい継続してはじめてわかるものですから、口コミが出揃ってくるのは1年後くらいでしょう。

そこまで待てないので、検証実験の論文などから考察してみたいと思います。

まず、大本のHGPサプリの実験についてです。
これは、ファーマフーズのリリースから
https://www.pharmafoods.co.jp/uploaded/files/420f9d703387c9f262c42a171e445e465641a8a1.pdf

平均年齢49歳の薄毛に悩む女性68人を対象
HGPを1日250mg摂取してもらった結果は

HGP摂取から12週間後 ・・・ 29%の女性に薄毛の改善効果が現れた
HGP摂取から24週間後 ・・・ 56%の女性に薄毛の改善効果が現れた

注意してほしいのは、この実験はあくまでもHGPの「経口摂取」であるという点です。

ニューモは、HGPを頭皮に直接つける育毛剤ですから、同じ効果があるかはわかりません。
そもそもペプチドを頭皮に浸透させるなんて事が出来るのかと思いましたが、調べたら方法はあるみたいです。

HGPはどうやって頭皮に浸透するのか?

HGP育毛剤ニューモの成分を見てみました。

ニューモ全成分有効成分:センブリエキス(C)、グリチルリチン酸ジカリウム、D-パントテニルアルコール その他の成分:卵黄リゾホスファチジルコリン、加水分解卵白、加水分解コラーゲン末、水溶性コラーゲン液(4)、 サクシニルアテロコラーゲン液、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、N-ステアロイルフィトスフィンゴシン、ラベンダー油、スターフルーツ葉エキス、カンゾウ葉エキス、テンニンカ果実エキス、セイヨウオオバコ種子エキス、アマチャズルエキス、マヨラナエキス、ヒオウギ抽出液、ダイズエキス、ボタンエキス、ヒキオコシエキス(1)、シナノキエキス、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、ジグリセリン、1,2-ペンタンジオール、濃グリセリン、ビニルピロリドン・N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩液、エタノール、ベヘニルアルコール、セバシン酸ジ2-エチルヘキシル、オレイルアルコール、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、無水エタノール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、クエン酸ナトリウム、クエン酸、ペンタステアリン酸デカグリセリル、ステアロイル乳酸ナトリウム、1,3-ブチレングリコール、酢酸DL-α-トコフェロール、水素添加大豆リン脂質、モノイソステアリン酸ポリグリセリル

この成分だけを見ると、まるで美容液のようですが、頭皮だって肌なんですから、美容液成分で肌を健康を保つ事は非常に重要です。
見渡してみると、卵黄成分を肌に浸透させるヒントになるのが
卵黄リゾホスファチジルコリン
というもの。

これは、卵黄から抽出された成分を酵素で分解して、肌の細胞に溶け込むように浸透するように加工したもの。
化粧品分野では広く使われているものです。

↓岡山大学の化粧品に関するペプチドの経皮浸透の論文です。概要のところでペプチドの浸透に関してわかりやすく説明されています。
https://www.cosmetology.or.jp/research_report/archives/2015/fullVersion/Cosmetology%20Vol23%202015%20p117-122%20Michiue_H.pdf
 
どうやら、卵から抽出されたペプチドであるHGPも、同じような技術で頭皮にしっかり浸透すると考えて良いと思います。

成長因子ペプチド投入で頭皮が柔らかくなる?

こちら、化粧品大手のマンダムのリリースです。

「マンダム、ケラチノサイト成長因子様ペプチドが頭皮をやわらかくする効果を発見 」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000006496.html

ケラチノサイト成長因子様ペプチドというものを頭皮に塗布することで、頭皮のかたさが改善され、毛細血管の血流が良くなったそうです。

最近では広く知られてきましたが「頭皮が固いとハゲやすい」です。

何故なら、頭皮が固いということは毛細血管が収縮しているということであり、そうなれば毛根に新鮮な栄養や酸素が送られてこなくなるからです。

マンダムの実験では「ケラチノサイト成長因子様ペプチド」というものが使われていますが、もしかしたらHGPも同じ原理なのかも知れません。
卵は成長因子のカタマリのようなものですからね。

ニューモの有効成分は美容液のようなもの

HGP育毛剤として開発されたニューモは「医薬部外品」として認められています。

医薬部外品であるからには、厚労省が認可した有効成分が入っていなくてはいけません。
その有効成分とは
センブリエキス(C)、グリチルリチン酸ジカリウム、D-パントテニルアルコール
すこし拍子抜けではありますが、これ育毛というより化粧品などに使われる成分です。

お肌の調子を整えて肌をキレイにする
という効果は確かにあるでしょう。
が、それで毛が生えるんでしょうか?

しかし、前述のようにハゲになる大きな原因のひとつが「頭皮の血行が悪い」事にあります。
血行が悪いから、髪に栄養が届かず育たないのです。

この有効成分たちは、肌の状態を良くする=毛細血管の血行を良くすることに関しては、化粧品分野で膨大な実績があります。

あの最強の毛生え薬といわれる「ミノキシジル」だって、もともとは高血圧の薬ですから「毛細血管を強引に拡張する」事で発毛を促しているのです。

ニューモは、それよりもマイルドな効果で低リスクで使用できる育毛方法という事になりそうですね。

まとめ HGP育毛剤ニューモはどのように働くのか

HGPを配合した育毛剤「ニューモ」の効果について色々と調べてみました。
途中、話がかなり飛んでしまいましたが、ニューモの育毛効果についてまとめると以下のようになりそうです。

美容成分で頭皮の状態を保つ
頭皮に浸透しやすくしたHGPを配合している
HGPは経口摂取で育毛効果の実験結果がある
開発元はHGPのオリジナル企業

最近では、AGAクリニックなども増えてきて、医者から薄毛治療を受けられる時代です。
しかし、ハゲは命にかかわるものではないので、薄毛治療は保険適用外で自己負担

高額になりますし、通院する時間も取られるし、やっぱりちょっと恥ずかしいし…

また、医薬品として処方されるフィナステリドやミノキシジルは副作用も心配です。

そういった時に、育毛剤が買われるのだと思います。

ここ数年で研究が進んだHGPを、サプリではなく育毛剤として頭皮に直接つけるニューモは、育毛のあらたな可能性を見せてくれるかも知れません!
とりあえず、AGA医院に通うよりは安いです。

まずは試してみる価値があるのではないでしょうか!!

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